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人気資格の資格取得に関するまとめ情報

【合格率20%前後】保育士資格の難易度と狭き門を突破するには?

保育士資格って難しい?試験内容は?

f:id:bunbabon27:20180217231708j:plain保育士資格の合格率は10%~20%前後というのはご存知でしょうか?

人気の高い保育士という資格ですが、この合格率を聞くと難しい資格と考えられる方も多いのではないでしょうか。保育士資格を取得するためにはどういった方法があるのか、実際にはどれほど難しい資格なのか、独学での取得は可能なのかについてご紹介します。

 

保育士資格はどうすれば取れる?

保育士資格を取得するためには、2つの方法があります。

1.保育士養成施設を卒業した場合(短大、大学、専門学校等)

高校生以下などで、保育士を将来目指しておられる方はこちらの方法がおすすめです。メリットとしては主に保育士試験を受けなくとも保育士資格を取得できることと、就職時に有利であるということがあります。

デメリットとしては、短大、大学、専門学校などの保育養成施設は費用が通信教育または独学などに比べてかかることと2年から4年ほどの期間を要するということがあげられます。

また、保育士試験を受験しなければ保育士資格を取得できない専門学校などもあるため注意が必要です。
2.保育士試験を受験し、取得する場合(通信教育・独学等)

保育士試験は条件を満たせば誰でも受験することが可能です。年齢制限の上限などもなく、上記の保育士養成施設で取得することが困難な方はこちらで取得することが出来ます。

メリットとして、保育士養成施設での取得と比べ、費用が安いことと自分のペースで勉強できることがあります。

デメリットとして、独学で勉強することも十分可能ですが、独学では法改正の情報を見逃してしまうことがあることと、筆記試験9科目と実技試験3科目中2科目を受験し、その全てを6割以上の得点で合格しなければならないため、保育士試験の合格率が10%~20%前後ということがあげられます。

筆記試験の各科目においては、内容が同じようなものもあり、2、3科目だけを一回に受験されるのではなく、同時にまとめて勉強される方が合格率も高くなります。

そのため、独学で勉強するよりは合格率を高めるために、ユーキャンの保育士講座 などの通信講座等で勉強されるべきだと思います。

下記より、通信講座等の資料を無料で一括請求出来ますので、独学で考えておられる方は一度資料請求だけでもしてみて下さい。

保育士試験の筆記試験と実技試験について

1.保育士試験【筆記試験】

筆記試験に関してですが、次の9項目があります。この全てで6割以上合格する必要があり、『教育原理』と『子供の保健』に関しては両方ともが同一の試験において合格しなければ合格にはなりません。そのほかの科目においては合格すれば合格済みの科目として3年間は免除期間が設けられています。また平成28年度の試験より保育士試験が年2回実施に変更となり、以前より合格しやすくなっています。

  1.  保育の心理学・・・20問(100点)60分
  2. 保育原理・・・20問(100点)60分
  3. 児童家庭福祉・・・20問(100点)60分
  4. 社会福祉・・・20問(100点)60分
  5. 教育原理・・・10問(50点)30分
  6. 社会的養護・・・10問(50点)30分
  7. 子供の保健・・・20問(100点)60分
  8. 子供の食と栄養・・・20問(100点)60分
  9. 保育実習理論・・・20問(100点)60分

*問題数は年によって変動あり 

1.保育士試験【実技試験】

実技試験では下記の3つの科目から2科目を選択し受験します。

実技試験の合格率は90%前後であり、筆記試験に比べ合格率は高くなっています。また近年では実技試験を無くし、実習を受けることで免除といった動きも出ています。

  1. 音楽・・・ピアノ・ギター・アコーディオンのいずれか一つを選択し、課題の曲を弾き語りする試験
  2. 造形・・・出される課題をもとに絵を描く試験
  3. 言語・・・出される課題について子供向けに3分間お話をするという試験 

 合格率から見てもわかるように、それほど厳しい試験ではないため十分合格できるかと考えますが、緊張などで不安な方は近年の実習での合格にかけてみるのも良いかと思います。

待機児童問題などもあり、現在保育士不足が不足しています。それに伴い、以前よりも取得しやすいように年間の試験日程を増やしたり、実技試験を免除したりといった、動きも出ている保育士資格です。合格率は10%~20%程度ですが、一科目ごとではそれほど難しい試験ではありません。需要も高い資格ですので、非常におすすめです。近年では男性の方の受験も増えてきています。

ですので、ぜひこの機会に保育士試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。