登録販売者を活かせる就職先・転職先はどんな所?仕事内容は?
登録販売者を活かせる就職・転職
1.ドラッグストア
登録販売者の主な就職先・転職先としては、やはりドラッグストアや薬局です。
一緒に捉えられがちですが、ドラッグストアと調剤薬局には違いがあります。
ドラッグストアと調剤薬局の違いとしては、どちらもお薬を販売していますが、ドラッグストアと違い、調剤薬局では調剤室があり薬剤師が常駐しています。
最近では調剤併設のドラッグストアもありますが、調剤併設型のドラッグストアを除き、処方箋を受付することは出来ません。また処方箋は薬剤師でなければ出すことが出来ません。ですが薬局でも登録販売者へ一般用医薬品の販売だけを任せている薬局もあります。
1-1.ドラッグストアではどんなものを取り扱っている?
ドラッグストアでは、一般用医薬品はもちろんですが、化粧品、洗剤やカイロ・殺虫剤などの日用雑貨、ベビーや大人用のおむつなどをはじめ、最近では加工食品や冷凍食品を販売しているところも増えています。
ドラッグストアによっては野菜やお肉、お花などを販売しているところもあるほどです。
1-2.ドラッグストアの主な仕事内容は?やりがいはある?
ドラッグストアでは、幅広い商品を取り扱っています。そのため、以前に比べ業務も多岐に渡っています。
具体的には売り場管理業務や発注管理業務、接客業務などがあります。
ドラッグストアでのやりがいとしては、接客にある思います。
お客様から症状を聞き、カウンセリングを行っていくことで、生活習慣の指導から薬の販売まで行い、お客様に喜んでもらえるのはこういった業界だからこそだと思います。
また店舗管理者の方などは、お酒、食品、コンタクトや血圧計などを取り扱っているお店では、その商品を取り扱うための専用の資格や店舗を運営するために不可欠な防火管理に関する資格なども取得する必要があり、幅広い知識を取得することが出来ます。
2.スーパー・コンビニエンスストア・家電量販店
最近ではスーパーやコンビニエンスストア、家電量販店などでも医薬品を取り扱うために、登録販売者を募集していることがあります。
ドラッグストアが食品などを取り扱っているのと同様に、各業界におけるこれまでの取り扱い商品が決まっていた時代から変わってきています。
医薬品を取り扱いたい業界は非常に多いです。取り扱うためには登録販売者は必須です。
インターネットでも楽天などの通販サイトで医薬品を販売できるようになりましたが、インターネットで医薬品を販売するためにも登録販売者などの医薬品の知識を持った人材が必要です。
登録販売者の資格は、今後より業界の壁がなくなり、幅広い業界で活躍できる可能性がある資格だと思います。
登録販売者を取得するための勉強方法は下記の記事にまとめています。
就職に生かせる資格!登録販売者試験は3ヵ月間の独学で合格できる!?